製品のメンテナンス   2009.03.16



 オセロのようなマルが並んでいますが、何でしょう?
2004年にヴィラデストでカフェをオープンする際にお作りしたスパイスいれ。メンテナンスが終わって、勢ぞろいしている所です。 玉村さんのアイデアをもとに話し合いを重ねて進めた、工房でも思い入れのある製品です。使い手からの新鮮なアイデアは、とても勉強になりました。
 昨年の夏、カフェに伺った時、かなり使いこんであり、場所によっては陽が当たることもあり、大分ぱさぱさしていたので、気になっていたのです。冬、カフェがクローズしている間にメンテナンスをしたいと思っていたのですが、先日実現しました。
 カフェがオープンしている間は、毎日使われます。厳選された胡椒と岩塩を入れてテープルの上においてあり、お客様がお好みでお使いになります。 お店がクローズすると、毎日片付けるので、スタッフの方が使いやすい様にスタッキングができるようにしてあります。 直線のピシッとしたラインが美しいのですが、トレイの部分の直角を正確に出すのにノミが活躍しましたっけ… 皆が一生懸命作っていた姿を思い出します。
 

 素材は、楢とウォールナットです。 時々洗いますので、プレポリマー塗装をしてあります。今回、メンテナンスをするにあたり、どのような方法でするか、悩んだ末、信州木工会のメンバーの方のアドバイスもあり、良いワックスにめぐり合うことが出来ました。
 今回悩んだのが、どこまできれいにするかです。
手の掛け方によっては、新品同様にもなりますが、木は、使い込むことで、傷やシミも味わい深いものになってゆきます。やはり、使い込んだ貫禄のようなものは残したい。でもお客様やスタッフの方にとっては、気持ちよく使える様にしたいということで、細かい番手のペーパーがけをして、プレポリマーで丁寧に塗装をしました。それでもあちこちに傷も残っていますので、抗菌作用のある安全なワックスで、艶出しをしました。 このワックスで、時々メンテナンスをすることで、痛みも軽減できそうです。 何でも、日頃のお手入れが大切ですね。

 ヴィラデストも間もなくオープン。今年のカフェのメニュー、お庭の草花、ワインの出来具合、楽しみです。
おいしいお食事を召し上がりながら、きれいになったスパイス入れもどうぞ見てやってくださいませ。