工房訪問 その5 2009.11.02

 
 9月の土曜日。 以前から一度お訪ねしたいと思っていたカフェ&工房を中条村に訪ねました。
 目的地に近づくと、道路沿いには、街路樹に薄いピンクのむくげが植えられていました。 むくげは、我が家にも植えてあり、とてもなじみの深い花だったのですが、街路樹としてずっと続いている風景は、とても素敵でした。 長野市の中心から30分ほどして、小林さんご夫妻のお仕事場に着きました。
 小林さんと奥様がにこやかにおで迎え下さいました。

 今年の春、工房に併設してカフェをオープンされました。ご家族皆さんでカフェ部分をリフォームなさったとか。 一歩入ったとたん、「どこかで見たことがある…」そんな懐かしさを感じるほっとする空間が広がっていました。 私が子どもの頃、祖父母や叔父・叔母たちと大家族で古い日本家屋に住んでいましたがその家の私のお気に入りの場所にカフェの一角がそっくりでした。 よくそこで絵本をよんだものでした…
 

一家で塗った壁に小林さんが作られた作品が
映えますね。
ひとつひとつがとても素敵にディスプレイされ
ています。
このboxの中には絵本がたくさん入っているのです。


 お茶をご馳走になりながら、お二人としばらくお話をさせて頂きました。
 小林さんの作られるとても人気のあるカトラリーやお皿などがカフェの一角にとても美しくディスプレイされていました。奥様の感性であしらわれた小物とともに、ひとつひとつの作品がセンスよくディスプレイされていました。 素敵です!!
 左の写真は、お二人のお子さんのシルエットをデザインしたブックエンドです。お子様への想いが伝わってきますね。


   手にとって、作品を見せて頂いた後、工房のほうを案内して頂きました。
 とても広々としていて、お一人で仕事をするには、充分すぎるほどの広さで、効率よく動けますね。スタッフ達は、うらやましそうでした。
 KUKUの工房では、見たこともない道具などもあり、使い方を伺ったりしました。

 
 
小林さんのカトラリーの型です。とても厚いのですね。
たくさんの数を作るので、毎年、お正月に型を新しくされるそうです。

 
 型をもとに荒どりをしたカトラリーが並んでいました。
 その中のひとつ、バターナイフを作ってみてくださいました。
とにかく、手の動きがすばやく、リズミカルで、感心してみていると、あっという間に出来てしまいました。 (あまりに早くて、動きのあるものを撮り慣れていませんでしたので、あしからず…)
なんと、魔法を見ているようで、すごい!! ため息です…

 家具の制作の合間に、まとめてかなりの数を制作するそうですが、小林さんのスピーディーでリズミカルな動き、無駄のない効率的な作業を見ていて、私たちの仕事にとっても学ぶ所がたくさんありました。同じ仕事でもみなさんそれぞれに工夫をされていらっしゃるのですね。 これまでには、いろいろな試行錯誤を通繰り返してこられたことでしょう。将来、独立して工房を持ちたいと考えているスタッフにとっては、とても良い刺激となったようです。

 またゆっくりと、カフェに伺いたいと思います。たくさんあった素敵な絵本たち… ゆっくり拝見したいなぁ… 
保育士を目指している娘が喜びそうです。 先日帰宅した折にも、絵本をたくさん持って帰りましたので。

 お二人にお目にかかれて、とても素敵なひと時を過すことができました。ありがとうございました!