旅立ちの時  2011.03.29

 
 3月25日、工房で4年間、共に仕事をしてきたスタッフの酒井航が旅立ちの時を迎えました。たくさんの方々にお世話になりましたこと、酒井にかわりまして心よりお礼申し上げます。 
 出身地の九州福岡に戻り、独立をいたします。海に近い美しいロケーションの地に工房も決まり、これから準備を進めて行きます。どんな小さな仕事にも彼なりの工夫がみられ、いつもきちっとした仕事のスタイルは4年間通して変わりませんでした。
 

 
 カジュアルで、毎日心地よく使い続けられる家具・小物を作っていくのではないかと思います。九州のみでなく、全国の色々なところで作品を発表してゆくことになるかと思いますが、どこかで出会いました時にはどうぞ応援してやって下さいませ。
 未曾有の大震災の時ですが、彼の様な若い力がこれからの日本をきっと元気にしていってくれると信じております。

 
 これまで、谷工房では10人以上のスタッフが巣立ち、全国各地でそれぞれのスタイルで工房家具の仕事をしております。ひとりひとりの顔が懐かしく思い出されます。信州の地が気に入り、近くで工房を構えたスタッフも何人かおり、時々、顔を合わせられるのは、とてもうれしいことです。先日の東御市の展覧会では、3人の元スタッフが参加いたしました。

 4月から、工房には新しい風が吹きます。希望を胸に気持ちを新たにして心地よいくらしの道具作りを続けて行きます。