ホーム・コンサート 2009.12.11

 10月の終わりに小諸市内の友人宅で、ホーム・コンサートが開かれました。
ここでは、毎年1回、いろいろな分野の方のコンサートが企画され、友人たちが集まってお手伝いをします。
新潟にあった民家を移築した大きな日本家屋で、囲炉裏のあるお部屋を中心にしきりの扉を取り除くと、かなり広い空間となり、120人ほどの方が集まれます。
 今年は、昨年に引き続き、群馬交響楽団の主席ソリストのレオニード・グルチン氏と奥様でピアニストのユリア・レヴさん、そこにソプラノの鷹野恵さんが加わった会となりました。

 
コンサートが終わると、来場の皆様にお茶とお菓子が出されますので、近くの友人や身内の方が集まって、準備をします。 お菓子を作る方、皆さんのお食事の用意をする方、お花を生ける方、会場を整える方、駐車場の整備をする方など、それぞれの持ち場を10人ほどで担当します。手作りのコンサートの準備を皆さんが楽しみながら進めてゆきます。


 今年は例年より早めに午後4時から始まりましたので、あっという間に時間が過ぎてゆき、お昼過ぎにはアーティストの方が到着。早速リハーサルを始められます。このリハーサルを聞きながら、準備をするというのがなんともいえない楽しみでもあります。


 

 コンサートは、大盛況。グルチン氏も今年で4回目になるので、小諸のお客様の様子も熟知され、皆さんが楽しめるプログラムを組んで下さったようです。私はメンデルスゾーンのソナタがとても心に残っています。
 また、ソプラノの鷹野さんの声が美しく響き渡り、チェロとピアノの演奏の間に入って全体のメリハリにもなったようで、年代に関係なく皆さんが楽しめたように思います。2時間半が夢見る心地で過ぎてゆきました…


 日本家屋でのクラッシックコンサート。毎年企画する友人は、ご家族総出で、準備をします。その想いは、玄関のお花、出演者の控え室やお食事の準備、皆さんにお出しするお茶など、あちこちに表れています。
 既成の大きなホールにはない手作りの温かいおもてなしの心に満ちたコンサートになりました。


 お客様がとても和やかなお顔をされて聴きいっていらしたのが印象的でした。
索漠とした世の中ですが、厳しいこともこの瞬間だけは忘れられて、また頑張ろうという気持ちにリフレッシュできたのではないでしょうか?
 音楽の力って、素晴らしいですね。
 企画をしてくださった友人のYさんに心より、お礼申し上げます。また、来年も楽しみにしています!